[toc]ドラックストアにはいろんな種類の日焼け止めが売られていますが、みなさんはどのような基準で選ばれていますか?
「とりあえずSPFが高いものを…」、「普段使いはそんなにSPFが高くないものを…」のように、なんとなくで購入されているのではないでしょうか?
そんな、なんとなくで購入しがちな日焼け止めですが、押さえほしいポイントはたったの3つ!
『SPFが30以上』・『PA値が高い』・『ウォータープルーフ』であることです!
今回は、メンタリストDaigoさんの動画、アメリカ皮膚科学会の資料を参考しています。
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日焼け止めの選び方
アメリカ皮膚科学会によると、日焼け止めを選ぶ時は、以下の3つを確認するようにとの事でした。
- SPF30以上である事
- 広域スペクトラムである事
- ウォータープルーフである事
SPF?広域スペクトラム?よく分からないですよね…
でも、実際はそんなに難しくないので安心してください!
では、簡単に説明していきますね!
紫外線は3種類あります
SPF・広域スペクトラムの話に入る前に、まずは紫外線の話から始めます。
紫外線には、UVA・UVB・UVCの3種類があります!
地上に到達するのがUVA・UVBの2種類であり、UVCはオゾン層で吸収されるため、地上には到達しないとされています。
ただし、年々オゾン層の破壊が進んでいるため、今後はどうなるかは少し疑問ですが…
つまり現時点での紫外線対策とは、『UVA』・『UVB』対策という事になります!
UVA/UVBの対策はどうして必要なのか?
簡単にお伝えすると、シミ・たるみ・そばかすの予防になるからです!
UVAは、急激な炎症を起こす事はありませんが、長期的に浴びえるとシワやたるみの原因となり、
UVBは、日焼け後にメラニンを増やし、シミやそばかすの原因となるみたいです。
そう考えると、UVA(老化)・UVB(炎症)の両方をカバーする必要がありそうですね!
SPF/広域スペクトラム
SPF(Sun Protection Factor)とは、UVBのカバーの指標で、紫外線が当たりだして日焼けしてしまうまでの時間を、どのくらい遅らせる事ができるかを指すみたいです!
個人差はありますが、だいたい15~20分で日焼けをするとされています。
少し分かりにくいので、例を出して説明しますね!
例えば20分で日焼けをする人が、SPF30の日焼け止めを使用した場合、20×30=600(分)となり、日焼けしてしまう時間を600(分)延ばす事ができるという事になります。
またSPF50+と記載してあれば、SPFが51より大きい(日焼けする時間が51分以上延ばす事ができる)ということになります。
ちなみに、SPF30だと、UVBの97%をカットするみたいです。
しかしどんなにSPFの値が高くても、100%完全にカットできるわけではないみたいです…
広域スペクトラムは、地上に到達するUVA、UVBの両方をカバーする事ができるという意味みたいです。
広域スペクトラムの代わりにPAを
海外の日焼け止めだと『SPF』・『広域スペクトラム』の記載はありますが、日本の日焼け止めだと『SPF』・『PA』の記載はあっても『広域スペクトラム』の記載がない事がほとんどではないでしょうか?
日本の日焼け止めを選ぶ時は、広域スペクトラムの代わりにPAの値をみて頂けたら問題はないかと…
PAとはUVAのカバーの指標
PA(Protection Grade of UVA)は、UVAの防止効果を表す目安の数値です。
PA++++ : きわめて高い効果がある
PA+++ : 非常に効果がある
PA++ : かなり効果がある
PA+ : 効果がある
まとめ
- 広域スぺクラムの代わりに、PAをみたらOK
- 日焼け止めを選ぶ時は、SPF30以上でPA値が高いもの、かつウォータープルーフ!
これから日差しが強くなるので、参考にしていただければ幸いです(*'ω'*)
END.