お部屋探しの際に、見落としがちな「音」の問題。
せっかく気に入った間取りや立地のお部屋が見つかっても、周囲の音が気になると台無しですよね。
今回は、賃貸物件でおさえてほしい騒音のチェックポイントをご紹介。
前半3つは、ネットでも確認できる項目なので、住みたい物件の条件とぜひ見比べてください!
建物の構造
木造や鉄骨ではなく、鉄筋コンクリート造(RC造)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)を選ぶ。
周囲の環境
- 病院
- バスが通るのか
- 郵便局
- 飲食店(デリバリー)
- 踏切
- 幼稚園/保育園/学校
- 駐車場
- 大きい道路
- 交通量
特に、夜間を通して騒音のある施設は特に注意!
今は、Googleマップで簡単に周囲の様子を見ることができますので、ぜひご活用を。
また、大きい道路でなくとも交通量が多いと騒音に悩まされる場合があります。
実際に私も、大通りから少し道に入った賃貸を契約していましたが、バスが通ったり、デリバリーのバイクが通ったりして、ストレスが溜まりました。
時間があれば、その周辺を実際に歩いてみるのもありです。
その際は、昼間と夜を確認するといいです。
壁を叩く
壁を叩いて音が響くかを確認します。
コンクリート壁の場合、叩くと硬く詰まった感じの音がします。
一方、石膏ボードなど、防音性が低い壁である場合、叩いた感じが軽くて高い音がします。
そして、壁1面ではなく最低でも四方は確認してください。
物件によっては、防音性の高い壁でできていている部分と、防音性の低い壁でできている場合があります。
また、クローゼットの中や、キッチン、ロフトがあるならロフト部分まで壁を確認してください。
全てが防音性のある壁とは限らないはずです。
分譲賃貸
防音性を重視しするなら、数が少なく値段もはりますが、構造がしっかりしている分譲賃貸に住むことをおすすめします。
窓のつくり
外からの音は、窓から伝わってきますので窓がしっかりしていることが重要です。
隙間風の有無、二重窓構造なのか、窓を閉めた時の防音の程度などを確認します。
賃貸物件が古いと防音効果が乏しい場合が多いですが、窓がしっかりしているだけで音はだいぶ変わります。
また、他にも窓の作りがしっかりしていると防音だけでなく断熱効果もあるのでエアコンが効きやすく電気代の節約にもなります。
窓に関しては、内覧しないと分からないですが、一応頭には入れておいて損はありません。
その環境、あなたに合ってる?
人には、許容できる音の範囲があります。
ちょっとした音でイライラしてストレスを溜めやすい人は住む環境を
もう一度考え直してはいかがでしょうか?
都会は都会。
交通量も、人通りもあり騒音との問題は切っても切り離されないです。
そこまでして、便利な都会に住みたい?
私は、交通の便の良さでなるべく都会へ住みたいと考えていました。
しかし、都会になればなるほど騒音の問題とは付き合っていかなくてはならないです。
家は、学校や仕事の疲れを癒したり、勉強や読書をしたり、睡眠をとったりする自分の空間です。
癒されるはずの空間で、ストレスを抱えるぐらいならいっそ多少の不便を感じても、のどかで交通量が少ない場所に住むのもアリではないでしょうか?
どうしても住みたい
気に入ったお部屋があるから、どうしてもそこに住みたい。
学校や職場の問題でそこに住まわないといけない。
そんな時は、お金はかかりますが
賃貸でもできる騒音対策をしてみては
いかがでしょうか?
防音テープ
100均や、ホームセンターで手軽に買えますが、
防音対策としての効果はあまり期待できません。
防音カーテン
ピンキリですが、防音テープよりは効果的。
ワッフル生地で〇〇層構造など厚めの生地を選び、床までしっかり丈があると良いです。
賃貸でもできる2重サッシを付け足す
窓を変えることが1番の対策です。
今は、賃貸でも2重サッシをつけることができますが
お値段がはります。
まとめ
- 賃貸物件を借りる時は、騒音に悩まされないためにも、建物の構造、周囲の環境、分譲賃貸、壁を叩く、窓のつくりを確認。
- 音が来なるけどどうしても住みたい場合は、防音対策をする。
いい賃貸物件が見つかるといいですね!
お部屋探し、応援しています。
では、最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の更新もお楽しみに!