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砂糖は何からできている?主な原材料はサトウキビとてん菜の2つだった!

2021/08/26

砂糖は、甘くて美味しくて
お料理にかかせない存在ですよね!

そんな砂糖ですが、スーパーにいくと
上白糖、三温糖、グラニュー糖、黒糖など
さまざまな種類があります!

しかし、砂糖の主な原材料は
たった2つ!

実は、サトウキビとてん菜から
作られていたのです。

今回は、そんな料理にかかかせない
砂糖の原材料である

サトウキビとてん菜とは何か、
粗糖(原料糖)とは何かについて

分かりやすくご紹介!

砂糖の原材料はサトウキビとてん菜

家庭でふつうに使われる砂糖を原料別に分類すると、甘蔗(さとうきび)からとる甘蔗糖とてん菜(ビート)からとるビート糖(てん莱糖)に分けられますが、よく精製してできた製品は、まったく同じ砂糖です。

砂糖とは?│黒砂糖・砂糖製造会社の薩南製糖株式会社

簡単にまとめると

  • 砂糖の原材料はサトウキビとてん菜の2種類
  • サトウキビから作られた砂糖は、サトウキビ糖
  • てん菜から作られた砂糖は、てん菜糖(ビート糖)
  • 原材料は異なるが、精製すると同じ砂糖になる

補足

サトウキビもてん菜もどちらも植物であり、サトウキビは甘蔗(かんしょ、かんしゃ)、てん菜はさとう大根・ビートとも呼ばれている[2]

ちなみに、粗糖の段階は
まだ『精製前』になりますので
ご注意を!

でも、精製したら同じになるといわれても、
にわかに信じがたいですよね。

しかし、実際にとある砂糖の
パッケージの裏をみると

原材料名:原料糖とかかれており、
その下には

原料糖とは、
さとうきびやてんさいを
産地において
搾汁または糖分抽出した後、
結晶化させたものです。

と書いてありました。

となると、原料糖ってだけじゃ

サトウキビから作られているのか
てん菜から作られているのか

わからないですよね。

しかし、原料糖とかいてあっても

100%石垣島産さとうきびを使用!
と記載してある砂糖もあるので、

その場合は、サトウキビ100%なんでしょうね。

サトウキビとてん菜は作られている場所が違う

サトウキビ

  • 暑いところで作られる。
  • 日本だと鹿児島や沖縄で作られる

てん菜

  • 冷涼な地域で作られる
  • 日本だと、北海道のみで栽培

サトウキビ・てん菜を、加工して固形にしたものが粗糖(原料糖)

原材料(サトウキビ・てん菜)を

煮詰めたあとにその汁をしぼったり、
甘みを抽出したりして

固形にしたものが粗糖(原料糖)。

つまり、粗糖には

サトウキビから作られた粗糖と、
てん菜から作られた粗糖の

2種類があるということになります。

サトウキビから作られた粗糖

サトウキビの搾り汁を煮詰め、ショ糖を結晶化し、固形化させたもの。

てん菜で作くられた粗糖

てん菜の薄片を温湯に浸して糖分を溶け出させた上で結晶化させ、固形にしたもの。

そして、この粗糖(原料糖)をどう製造するかで砂糖の種類が変わってきます。

これはまた次回ご紹介します!

まとめ

  • 砂糖の原材料は、サトウキビとてん菜
  • サトウキビから作られた砂糖は、サトウキビ糖
  • てん菜から作られた糖は、てん菜糖
  • サトウキビとてん菜を加工してできたのが砂糖の原形、粗糖(原料糖)

砂糖の原材料が、

サトウキビとてん菜ということが
分かるだけでも

商品パッケージの裏側の見方が
変わると思います!

また、ラカントなどの甘味料もあるので
それについても今度記事にしますね!

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!

次回の更新もお楽しみに〜!

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