砂糖は、甘くて美味しくて
お料理にかかせない存在ですよね!
そんな砂糖ですが、スーパーにいくと
上白糖、三温糖、グラニュー糖、黒糖など
さまざまな種類があります!
しかし、砂糖の主な原材料は
たった2つ!
実は、サトウキビとてん菜から
作られていたのです。
今回は、そんな料理にかかかせない
砂糖の原材料である
サトウキビとてん菜とは何か、
粗糖(原料糖)とは何かについて
分かりやすくご紹介!
砂糖の原材料はサトウキビとてん菜
家庭でふつうに使われる砂糖を原料別に分類すると、甘蔗(さとうきび)からとる甘蔗糖とてん菜(ビート)からとるビート糖(てん莱糖)に分けられますが、よく精製してできた製品は、まったく同じ砂糖です。
砂糖とは?│黒砂糖・砂糖製造会社の薩南製糖株式会社
簡単にまとめると
- 砂糖の原材料はサトウキビとてん菜の2種類
- サトウキビから作られた砂糖は、サトウキビ糖
- てん菜から作られた砂糖は、てん菜糖(ビート糖)
- 原材料は異なるが、精製すると同じ砂糖になる
補足
サトウキビもてん菜もどちらも植物であり、サトウキビは甘蔗(かんしょ、かんしゃ)、てん菜はさとう大根・ビートとも呼ばれている[2]。
ちなみに、粗糖の段階は
まだ『精製前』になりますので
ご注意を!
でも、精製したら同じになるといわれても、
にわかに信じがたいですよね。
しかし、実際にとある砂糖の
パッケージの裏をみると

原材料名:原料糖とかかれており、
その下には
『原料糖とは、
さとうきびやてんさいを
産地において
搾汁または糖分抽出した後、
結晶化させたものです。』
と書いてありました。
となると、原料糖ってだけじゃ
サトウキビから作られているのか
てん菜から作られているのか
わからないですよね。

しかし、原料糖とかいてあっても
『100%石垣島産さとうきびを使用!』
と記載してある砂糖もあるので、
その場合は、サトウキビ100%なんでしょうね。
サトウキビとてん菜は作られている場所が違う
サトウキビ
- 暑いところで作られる。
- 日本だと鹿児島や沖縄で作られる
てん菜
- 冷涼な地域で作られる
- 日本だと、北海道のみで栽培
サトウキビ・てん菜を、加工して固形にしたものが粗糖(原料糖)
原材料(サトウキビ・てん菜)を
煮詰めたあとにその汁をしぼったり、
甘みを抽出したりして
固形にしたものが粗糖(原料糖)。
つまり、粗糖には
サトウキビから作られた粗糖と、
てん菜から作られた粗糖の
2種類があるということになります。
サトウキビから作られた粗糖
サトウキビの搾り汁を煮詰め、ショ糖を結晶化し、固形化させたもの。
てん菜で作くられた粗糖
てん菜の薄片を温湯に浸して糖分を溶け出させた上で結晶化させ、固形にしたもの。
そして、この粗糖(原料糖)をどう製造するかで砂糖の種類が変わってきます。
これはまた次回ご紹介します!
まとめ
- 砂糖の原材料は、サトウキビとてん菜
- サトウキビから作られた砂糖は、サトウキビ糖
- てん菜から作られた糖は、てん菜糖
- サトウキビとてん菜を加工してできたのが砂糖の原形、粗糖(原料糖)
砂糖の原材料が、
サトウキビとてん菜ということが
分かるだけでも
商品パッケージの裏側の見方が
変わると思います!
また、ラカントなどの甘味料もあるので
それについても今度記事にしますね!
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回の更新もお楽しみに〜!